きららニュース

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【衛生看護科】1年生と2年生がプロジェクト学習の成果を発表しました

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 2月24日(土)、NBシアターで衛生看護科の1年生と2年生がプロジェクト学習の成果を発表しました。病院での実習で得た学びをもとに、学年ごとのテーマに沿って行なった5ヶ月間の研究の集大成です。

 1年生のテーマは「環境要因」でした。患者の療養環境や生活状況に着目し、机上の学びと現場の学びを比較、検証しました。また、地域社会の一つとして学校を地域に開くということで、植栽プロジェクトや公共施設が与える影響について探求しました。また実習生へのアンケート調査など、新たな切り口の研究が紹介されました。

 2年生のグループは「食事の意義」について掘り下げました。嚥下能力の低下した人々が食べる「とろみ食」について、さまざまな粘度や姿勢の組み合わせで介助者・患者双方の立場を体験する実験を行うチームや、BGMや色味など食事を取り巻く要素を検討したチームもありました。

 来賓として文部科学省教科調査官の藤原恭子様にリモートでご参加いただいたほか、大和高田市地域振興センターの石川様にもご来場いただきました。全体講評で石川様は、患者とのコミュニケーションを大事にしつつ、実習での学びを楽しむことの大切さをお話しされました。藤原様は非日常である実習での学びを深める重要性に触れつつ、「ナイチンゲールの看護覚え書を裏付けとしながら、次のステップへ向けて解を見出す姿勢が素晴らしい」とコメントをくださいました。学生たちが看護の重要課題に取り組み、自分たちの手で解決策を模索する貴重な機会となりました。