きららニュース

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【普通科Ⅰ類2年】奈良文化幼稚園との合同みそづくり

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 1月17日(水)、2年普通科Ⅰ類の生徒22名が、コロナ過のあいだは中止していた味噌づくりを、奈良文化幼稚園の保護者のお母さま方と共に行いました。

 『食育を考える会』の皆さまに教えていただきながら、食文化コースの指導をしていただいている丸田シェフと本校教員もサポートにはいり、ほとんどの生徒にとって初めての味噌づくりです。今回は10㎏の味噌を仕込み、6か月のあいだ、本校で預かって熟成させます。

 最初に『食育を考える会』の方から、「身体の細胞は食べているものからできています。腸内で良い菌を育てる手作りの味噌の大切さを伝えて行きたいと思っています。」と、お話がありました。

 そして、いよいよ味噌の仕込みに入っていきます。あらかじめ煮て潰された大豆にぬるま湯を入れ、麹を加えてしっかり混ぜこね、味噌玉を作ります。そして、ホワイトリカーで消毒された味噌樽に、隙間を作らないように味噌玉を投げ入れていきます。この時に空気の層ができるとカビの原因になるので大事なポイントですが、普段からスポーツにも親しんでいる高校生たちは、きれいなフォームで勢いよく味噌玉を隙間なく投げ入れていました。その後は上からホワイトリカーをかけ回し、ふり塩をして唐辛子を縁に並べていきます。その上にラップをのせ、塩を重石にし、新聞紙などでしっかり蓋をして、味噌の仕込みはできあがりです。

 普通科Ⅰ類には、食文化コース・子ども教育コース・総合コースがあります。奈良の伝統野菜を使ったオリジナルレシピを開発するなど、日本の伝統食を学んでいる食文化コースの生徒達にとって、今回の味噌づくりは非常に良い経験になったと思います。また、奈良文化幼稚園の保護者の方々の、お子さまへの熱心な食育の姿勢を拝見できたことは、子ども教育コースの生徒達にも良い刺激になったと思います。

 味噌づくりを指導してくださった『食育を考える会』の皆さま、この機会をつくってくださった奈良文化幼稚園の皆さま、ありがとうございました。