きららニュース

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【食文化コース】生活習慣病予防のための減塩推進スキルアップ事業

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 1月19日(金)、奈良文化高校食文化コースの3年生が、大和高田市健康増進課保健センターの特別授業を受けました。「生活習慣病予防のための減塩推進スキルアップ事業」の一環として行われたものです。自治体から講師をお招きし、調理実習と座学を通じて減塩の大切さを学びました。

 この日の献立は「鶏肉とたっぷり玉ねぎのしょうが焼き」、「ブロッコリーのアボマヨ風サラダ」、「厚揚げの具だくさんしょうがみそ汁」。スパイスや香味野菜を使い、上手に減塩することが目的です。最初にレシピを確認し、講師の松田さんから味付けのコツや生肉の取り扱いについて教わりました。

 生徒たちは班に分かれて仲間同士で作業を分担しながら調理を進めました。「くし切りはこうするとやりやすいよ」など、慣れない作業では講師の先生からアドバイスを受けていました。

 料理を試食したあとは「学生のための食活ゼミ」の小冊子を見ながら、減塩の重要性や適正なBMIなど、食生活の注意点について講義を受けました。

 この特別授業は食文化コースの3年生にとって最後の調理実習となります。「卒業後、進学や就職で一人暮らしをする人も多いかと思います。好きなものを食べる生活は楽しいですが、ごはん(炭水化物)、お肉(タンパク質)、野菜(ビタミン・ミネラル・食物繊維)が揃ったバランスの良い食生活を意識してくださいね」と、講師の先生が言葉を贈りました。本校を巣立っていく生徒たちに学びが残れば嬉しく思います。