３年生普通科食文化コースの生徒が、日頃からお世話になっている丸田シェフのご指導のもと、「大和高田の特産野菜」を用いたオリジナルスイーツを考案しました。

　大和高田市では、ほうれんそう、きくな、ねぎ、しろな、こまつなの5品目を「大和高田市特産野菜」として指定。ブランド化をはかって栽培の普及と出荷につとめています。奈良文化高校も、地域の活性化を目指してこの取り組みを始めました。

　食文化コースの生徒たちは、これまでにもさまざまな食材に出会うためのフィールドワークや、それらを活かした調理実習を経験してきました。今回は「特産野菜を30パーセント以上使ったスイーツ」という設定の中、夏休み頃からそれぞれ野菜を選んでスイーツを考え始め、自宅や学校で試作を重ねました。丸田シェフに助言を仰ぎながら、素材の活かし方、栄養価を高める調理技術、見た目の美しさや食感の良さなどを研究し、一人一点のメニューを完成させました。

　11月20日（月）～12月1日（金）まで、大和高田市市役所の正面玄関エントランスにレシピなどを紹介したパネルを展示しています。
　お近くにお越しの際は、是非ご覧ください。

《奈良文化高等学校３年生食文化コースオリジナルスイーツ》
◎ほうれんそう
　・「ふわふわのほうれん草たっぷりシフォンケーキ」
　・「ほうれん草嫌いでも食べられるほうれん草マフィン」
◎一光ねぎ
　・「ねぎたっぷりお焼き -老若男女 みんな大好き⁻ 」
◎しろな
　・「あまいあまいしろなポテト」
◎こまつな
　・「野菜嫌いでも食べられる小松菜ふわふわ蒸しパン」
　・「小松菜のもちもちクレープ」
◎スイートコーン（「特産野菜」申請中）
　・「スイートコーン＆レアチーズ２色ケーキ」
　・「クランベリー入り！ しっとりスイートコーンタルト」