10月21日(土)、第３回オープンスクールを行ないました。今回の目玉は、「授業体験」で、奈良文化高等学校をより知っていただく為に、本校の生徒も一緒に授業入る形で実施しました。

　オープンスクールの始めに行った全体会では、オープンスクールスタッフである「キャラバン隊」の生徒たちが、このイベントの主旨と全体の流れ、そして学校・各学科別の紹介をしました。途中、いろいろな組み合わせで着こなしを楽しめる本校の制服紹介などもあり、和やかな雰囲気で進行していきました。

　その後、各学科・コースに分かれての授業体験をしていただきました。

【特進コース】は、国語科の笠原教諭による「作『文』力ＵＰ講座」があり、参加された生徒さんも熱心に受講してくださいました。

【看護医療特進コース】は、数学科の仲川教諭による「ぴったり求めない?! 実験でみる『食べられる近似』」で、食べ物を用いた実験も取り入れつつ取り組んでいただきました。

【スポーツ特進コース】は保健体育科の山川教諭による「巻けるようになろう！アスリートの足首テーピング」で、バレーボール部の生徒もお手伝いに入りました。足首の模型を使って、高校生とペアを組んでテーピング実習していただきました。

【子ども教育コース】は家庭科の吉田教諭による「感覚おもちゃ『くるくるレインボー』を作ろう！」で、幼児教育の現場で使える学びをしていただきました。また、本校の同じキャンパス内にあります奈良文化幼稚園の施設見学にもご案内しました。

【食文化コース】では、家庭科の金房教諭による「大和まな入りそうめんナポリタンに挑戦！」で、奈良の伝統食材を使った調理実習をしていただきました。こちらでも各実習テーブルに本校生徒が一緒に入り、高校生活のことなどのお話をしながら楽しく取り組んでいただきました。

【総合進学コース】は、外国語科の中山教諭とＡＬＴのキャサリン先生による「気軽に英語を使ってみよう！」講座がありました。中山教諭はバレーボールの国際審判員の資格を持っている先生で、世界大会などで英語圏以外の人同士で英語を使うという現場のお話も取り入れて進めていきました。今回の体験も、英語を上手に話せることの前に、コミュニケーションを楽しむということを体験していただきました。

【衛生看護科】では、看護科の先生方が見守る中、３年生の衛生看護科生徒たちが「沐浴と新生児の抱き方」を説明及び実演をし、その後、参加者の方に実際に体験していただきました。体重や肌感までもリアルに再現されたベビーケアトレーニング用の新生児赤ちゃん人形にも、みなさんが関心を持たれていました。

　各コースの授業体験の後には、「クラブ体験」や「校舎見学スタンプラリー」など、本校の生徒と触れ合いながら楽しめるイベントがありました。

　書道部のクラブ体験では、参加者自身の好きな言葉を色紙に書くという内容でした。「夢」や「未来」という言葉や、これから受験勉強が本格化するということで「勉」という一字を書くなど、それぞれ思いのこもった作品が出来上がっていました。

　バレーボール部のクラブ体験では、参加者が各々持参した体操服に着替えた後、先輩とマンツーマン形式でウォーミングアップをしたり、先輩方の中に入って、パスやレシーブの練習をするなど、緊張しながらもクラブの雰囲気を体感されていました。

　校舎見学スタンプラリーでは、ビンゴ形式のカードにクイズやミッションが書かれており、多くの参加者がコンプリートを目指して学校内を巡って生徒と交流していただきました。
　
　また、今回のオープンスクールでは、本校の敷地内にある桑畑で生徒たちが収穫した「桑の実」を使った"マルベリーチーズケーキ"や"桑の実グミ"をおみやげでお持ち帰りいただきました。

　在校生がエスコートしたオープンスクールにより、等身大の奈良文化高等学校をご体感していただけたのであれば幸いです。本日の為にお時間を作って参加していただきましたみなさま、誠にありがとうございました。