きららニュース

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戴帽式を挙行しました

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9月16日(金)、第52回戴帽式が静ホールで行われ、2年生衛生看護科の82名の生徒が戴帽生として式に臨みました。
今年度は、コロナ禍ではありますが感染予防対策を徹底した上で、伝統に従い、暗闇の中で戴帽式を行いました。

式の中で戴帽生は、看護職の先輩である本校教員にナースキャップを頭に載せてもらい、ナイチンゲールが野戦病院の夜回りの際、手にしていたとされる灯火を受け取ることで、その看護精神を受け継ぎます。戴帽生が整列し、戴帽生代表が看護師の心得である「ナイチンゲール誓詞」を読み上げました。そして「ただいま戴帽を許されました私たち82名は、看護の伝統と精神を受け継ぎ、学業に専念することを誓います」の言葉とともに、戴帽生たちは灯火を高く掲げました。

中野善久校長は式辞のなかで、ナイチンゲールが病院で働く看護婦と見習い生に送った14通の書簡にある、『あなた方は進歩し続けない限りは、退歩していることになるのです。目的を高く掲げなさい。』という言葉にふれ、「今日の戴帽式が、皆さんが理想とする看護師になるために、これからも自分の知識と技能にさらに磨きをかけていくことを決意する機会であってほしいと願います。」と、励ましました。

コロナ禍で医療に従事する仕事の大切さを学んだ生徒たちは、10月上旬からは、いよいよ病院での実習に臨みます。現在受入先の病院と調整中ですが、感染拡大状況を鑑みつつ、校内臨地実習も検討して参ります。

この日、戴帽を許された衛生看護科2年L組の百田愛心さんは、本日の戴帽式を終えて、「ナースキャップに重みと責任を感じました。これから始まる実習に向けて気をひきしめて望みたいと思います。」と感想を述べられていました。

この日は、地元テレビ局や新聞社の取材も来られていました。

ご来賓の皆様、保護者の皆様にご参列いただき、また多数の祝電を頂戴いたしました。誠にありがとうございました。