4月22日（金）、本校の１年生が校外学習に出かけました。今回は「奈良を学ぶこと」を目的とし、奈良市内を中心に様々なところで奈良の文化を勉強しました。

薬師寺では法話をきき、大講堂で薬師三尊像も見学しました。直接見る世界遺産は生徒にとって印象深いものになったようでした。
平城京いざない館では奈良時代の生活や、平城京が作られた当時の様子などをジオラマなどで確認して、歴史的な理解を深めていました。平城京では各クラスで記念写真を撮りました。
なら和み館では奈良の食材を使った昼食を頂きました。パーテーションによるしきりと黙食の徹底を行うことで、感染に十分気を付けながら食事を行いました。
その後、普通科の生徒は奈良公園でごみを拾いながら、鹿と人が共生できる環境づくりの大切さを学びました。
衛生看護科の生徒は北山十八間戸を見学し、鎌倉時代から明治初めまで、難病を抱えた社会的弱者を救済する施設として使われてきたこの施設から、その崇高な精神を学ぶとともに、その施設を守ってきた奈良の人々のやさしさにも触れることができました。

地元の生徒でも、なかなか奈良のことを十分知っているわけではなく、ましてや他府県から来ている生徒にとって奈良県は未知の世界。そんな奈良に愛着を持ってほしい、奈良にある歴史、世界遺産、文化などもっともっと知ってほしいとの思いから、この校外学習を実施しました。この校外学習を通して奈良にある歴史、世界遺産、文化をより深く知ってくれたのではないかと思います。