放課後、全寮生対象に避難訓練を行いました。

今回は巨大地震が起こった想定で、それそれが避難経路を確認して分散しながら建物外に出ます。普段はあまり使うことのない合宿所「光陽舎」を通る経路もあります。慌てぬよう、迷わぬように、放送に耳を傾け、お互いの存在を感じながら押し合わないようにするなど、五感をしっかり使いながらの訓練が進みます。

避難開始の放送から４分１０秒後、寮横の空き地で全員の無事が確認されました。そして廊下に出られない場合の避難として、各室のベランダを通って避難梯子を使う方法を教員がデモンストレーションし、皆が真剣な表情でその流れを頭に入れました。また夜間で停電が起こった場合、また防火扉が閉まった場合などあらゆる状況での避難方法の説明があり、万が一の備えをすることが出来ました。

寮の建物は震度７以上でも倒壊せず、安心した暮らしを送れる構造になっていますが、油断大敵です。どんな状況でも全員が無事に避難できるように寮の先生方、教職員、そして寮生それぞれが気を引き締めなおした避難訓練となりました。