看護師やその他の医療職を目指す2、3年普通科生徒を対象に、「2022年春の看護体験」を開催しました。
例年は病院を訪問して医療現場を見学させていただいていますが、感染症拡大防止の観点から、現役の看護師の方々をお招きして校内で行いました。

活動内容は、座学としての「動画上映」と看護師の方々の活動を実際に体験する「実習」の２部構成で実施されました。
動画では看護師の仕事内容や、患者さんとのやり取りの様子だけでなく、理学療法士や臨床検査技師、薬剤師など、医師と看護師以外のさまざまな医療職についても触れられており、多くの学びがありました。

実習では血圧測定と救命措置について教えていただきました。
血圧計と聴診器を使って生徒同士で行った血圧測定では、看護師の方々に「血圧の正常値はいくつですか」などの質問をしながら積極的に実習に取り組む生徒の姿がみられました。

また、胸骨圧迫とAEDによる救命措置についての実習に取り組んだ生徒たちは、想像以上に体力が必要なことに驚いた様子でした。

看護師の方々に直接処置を教わるという貴重な体験のおかげで、生徒たちも今後の進路や将来像についてイメージが描けたことと思います。
講師の皆様、ありがとうございました。