衛生看護科３年生は最後の病院臨地実習が始まるために、毎年この時期に２学期を始めます。今年は１学期の終業式から約１週間後の始業式、また病院ではなく校内で実習を行うといった異例のことばかりで、登校してきた生徒たちの表情も例年以上に緊張した面持ちでした。

　大きな歌声を出さず、１番だけの校歌斉唱の後、京兼校長先生は「これからの人生の中で、いろいろな困難に出会うことがあります。そうした時には一人で抱え込まず、相談しましょう」と、何かと試練の多い３年生を励まされました。また比叡山延暦寺の教えである『一隅（いちぐう）を照らす』というお言葉を紹介され、周りの人々のちょっとした変化や思いに気づき、自分が置かれた場所で最善を尽くしてほしいとおっしゃいました。

　なお、普通科と衛生看護科の１，２年生の２学期の始業は８月２４日です。全員が元気な姿で２学期のスタートを切れることを切に願っています。