葛城特産の桑をキャンパス内で栽培し、食育に活かす試みを進める本校では、このたび食育に漢方の考え方を取り入れるため、清栄薬品株式会社さま、株式会社森田草楽堂さまと連携協定を締結することになりました。その調印式と試作品発表が、報道各社にもお見えいただくなか本校で行われました。

　これは女子の食育に漢方（薬膳）の考え方を取り入れ、県内の薬品会社さま、漢方薬店さまと手を取り合って、女子高ならではの成果を目指す新たな取り組みです。女子生徒の関心の非常に高い「美肌」によい「桑ドレッシング（ハトムギ、コラーゲン入り）」をはじめ、デトックスに良い「桑マヨネーズ（陳皮、胡麻など入り）」や貧血・血行障害によい「桑ケチャップ（ナツメ、トウキなど入り）」の三種類の試作品が公開されました。今後は本校食堂の無料サラダバーに設置し、生徒の意見によって改良を加えて完成を目指します。
　県内の関連企業と連携して中南和地域から元気を発信できればと願っています。