十一月十三日～十六日まで奈良県文化会館にて、第二十八回奈良県高等学校総合文化祭の書道部門が開催され、本校からも書道部員五名が作品を出品しました。

　　　　　　稲岡歩実さん（二年）　　　　「平家物語」
　　　　　　門屋有希乃さん（二年）　　「臨　孫過庭　書譜」
　　　　　　立川萌子さん（二年）　　　　「臨　王鐸」
　　　　　　田中明日香さん（二年）　　「臨　呉昌碩」
　　　　　　中橋真衣さん（一年）　　　「臨　欧陽詢　九成宮醴泉銘」

　そのうち、二年生田中明日香さんの作品が奨励賞に選ばれ、授賞式に出席しました。
　田中さんは、高校に入学してから、中国の呉昌碩（1844―1927）という人の書に倣って作品を書いています。今回の作品は、その呉昌碩が書いた作品をそっくりにまねて書く「臨書」という形式で出品しました。

　作品講評会では講師の先生から全出品作品についての解説をいただき全員で鑑賞しました。自分の作品を他校の生徒の前で講評されることは貴重な体験となったようです。