きららニュース

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《ハンドボール部》新人大会決勝トーナメントで大熱戦!

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 第37回全国高等学校ハンドボール選抜大会近畿地区県予選大会 兼 奈良県高等学校ハンドボール新人大会女子の部の、八校による決勝トーナメントにハンドボール部が出場しました。

 ベスト4を懸けての決勝トーナメントの相手は一条高校。前半開始早々、パスキャッチがうまくつながらないところを衝かれ、3-8まで差を広げられました。しかしその後は徐々にペースを取り戻し、前半終了時には6-8。後半に期待が高まりました。

 後半の先制点を本校が取り、そのままの勢いで10-10のタイにまで持ち込みました。その後は両校とも一進一退の攻防を繰り返す中、なかなか本校はリードを奪えません。そして終了まであと4分のところで3点差を付けられてしまいました。しかし足を止めずに果敢に攻め続け、残り1分でキャプテン水野由梨さん(二年)のゴールが決まり、16-16の同点に。

 そのまま5分ずつの前後半で争う延長戦。一条高校の怒涛の攻めを防ぎきれず、前半を0-2。しかしここでも食い下がり後半は奈良文化ペース。またもや終了1分前で同点になり、さらに30秒前には逆転のゴールで20-19に! 会場からも黄色い声が飛び、他校の選手も固唾を呑んで勝敗の行方を見守ります。

 5、4,3・・と終了のホイッスルを待つその瞬間、本校選手にファールの判定が下り、本校ゴール前から相手ボールで試合再開。試合時間は終了しているので、"ノータイムフリースロー"という、ワンスローだけが認められる形になりました。選手はゴール前に並んで壁を作り、その一瞬に備えましたが、相手のスローは壁を作る選手の手に当たり、コースが変わり、キーパーの逆をつき、ゴールに吸い込まれ、延長戦も同点となりました。

 試合の行方は、7mスローコンテストに。各チームの代表五人が、交互にペナルティースローを行う勝敗決定戦です。結果は残念ながら、四人ずつ投げ終わった時点で、0-2となり、大熱戦は終了。会場からは両校に惜しみない拍手が送られました。

 試合後、水野さんは「序盤のパスキャッチが乱れたのが残念です。でも後半になっても攻める気持ちを忘れずに、粘れたことが収穫です。次に活かします。」と語りました。なお、次の公式戦は、大阪府家原大池体育館などで開かれる近畿私学大会(十二月二十三日~二十五日)です。

 応援に来てくださった皆様、ありがとうございました。今後もご声援のほど、よろしくお願いします。