『なでしこ隊』のメンバー６名が、秋の花々で彩られた神戸市立フルーツ・フラワーパークへ出掛けました。

　普段は行楽で訪れることの多いパークですが、今回の訪問の目的は「来た人を楽しませる草花の展示法を学ぶ」ことです。パークのエントランスには真っ赤なサルビアが一面に咲いており、その間にある色とりどりの"花のじゅうたん"が来る人を出迎えます。また本校の校内でも鉢植えにしたことのあるパンジーが、とてもバランスよく綺麗に並んでいました。丁寧でさりげない美しさにメンバーは感嘆していました。

　パーク内のあちらこちらに咲く花々以外に、ショップにディスプレイされている商品も色や大きさを考えて配置されていました。特にサボテンコーナーでは大小・形状を考えた配置を学び、トゲの硬さ軟らかさで見た目の雰囲気がずいぶん違うことにも驚いた様子でした。

　温室では普段は見ることのない草花がたくさん観られました。なかでも食虫植物が数多く並べてあり、またイチゴやハバネロなどの食べられる草花も多く展示されていました。そうした草花を虫から守るために工夫も随所に施されていることも勉強になりました。

　パーク内のバーベキューテラスで昼食をいただき、清々しい秋晴れの下、とても有意義な一日となりました。今回学んだことを生かし、来年の春には本校を訪れる皆さんに楽しんでもらえるような花を次々に咲かせてくれることでしょう、