きららニュース

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教員研修会(特別支援教育)を開催しました

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 本校では質の高い教育を提供するため、教育職員の研修会を定期的に実施しています。
 今回は『高等学校における特別支援教育の実践について』と題し、奈良教育大学特任教授の河合淳伍先生を講師にお招きして学習しました。

 河合先生は、聞き手が教員ということで、一方通行の講演会ではなく参加型、実践型の学習会として運営されました。

 例えば十秒という時間を、自分の感覚だけを頼りに測るとどれほど個人差があるかを実験。その上で、日頃何気なく口にする「早くしなさい」「まだできませんか」といった言葉に注意を促されました。

 また「りんごからみかんへ」という表現で、脳の働きは一様のものでなく幾つもの部分に分かれていることを説明。そのアンバランスは誰にもあるもので、そのプラス面に着目して指導する事が必要と訴えられました。

 河合先生は特別支援教育を「分かりにくい事を分かり易くする教え方」だと説明。従って支援対象生徒を救うことは全ての生徒を救うことにつながり、それは学校全体の力をアップすることでもあると教えられました。

 ますます多様化する学習指導、生徒指導に携わる教員にとって得るところの多い研修会となりました。