きららニュース

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【衛生看護科】 戴帽式を行いました

9月16日、戴帽式を挙行し、2年生衛生看護科88名が戴帽を受けました。
式は、校歌斉唱で始まり、戴帽生たちは、来賓の方がたや教職員、保護者、在校生が見守る中、看護師の象徴であるナースキャップを一人ひとり、先生から頭に載せていただきました。そしてナイチンゲール像から受け取った灯火を手に登壇し、『ナイチンゲール誓詞』を高らかに読みあげました。

本校に入学して1年半、『准看護師』資格の取得を目指して学んできた生徒たちは、この戴帽式を区切りとして、いよいよ病院実習に臨むことになります。

山田勝美校長は式辞の中で、「どのような訓練を受けたとしても、もし、感じ取ること、自分でものを考えること、この二つが出来なければ、その訓練は無用なものとなってしまうものです」というナイチンゲールの書簡を引用し、「今日の感動をしっかりと頭に刻み、多くの人の力になって下さい」と未来の看護師に語りかけました。
また、学園の西川理事長からは「頭に知識、手に技術、心に愛を持って、勉学に励んでください」と激励の言葉がありました。

式の終了後、この春衛生看護科を卒業して現在専攻科1年に在籍する鶴浜由佳さんから自身のエピソードを交えてお祝いの言葉が贈られました。「戴帽式を終えて、希望と不安でいっぱいでしょうが、同じ夢を持つ仲間同士、あきらめず共にがんばりましょう」との言葉に続き、戴帽生一人一人にお祝いのカーネーションが専攻科生から手渡されました。

戴帽生たちの表情には喜びと緊張感が溢れ、看護職を目指す者としての責任感を新たにして、一歩を踏み出しましました。

<九月十七日付 毎日新聞 / 十八日付 奈良新聞 に記事が掲載されました。>