9月17日、奈良文化女子短期大学で毎月開催される『サタデーオンステージ』に、本校の吹奏楽部が出演しました。今回は奈良学園登美ケ丘中高とのジョイントコンサートでした。また、この日の司会を務めた井上優佳里さんは本校の卒業生です。

最初の曲は、今年の奈良県吹奏楽コンクールで演奏した「夏の風 プレリュード」で、低音の厚みのある音色が力強い旋律に移っていくと、会場は感嘆の声にあふれました。続く「宮崎駿アニメメドレー」では、子どもたちが楽しそうに手拍子をしたり、一緒に歌ったりしていました。

そして、3曲目の「TEQUILA」が始まると、軽快なリズムに会場全体が湧きあがり、「ベンチャーズのこの曲が大好きだった」と懐かしそうに喜ばれる方もおられました。曲の最後に指揮者の吉崎直之先生が、「TEQUILA！」と大きな声で叫ぶと、会場は大きな拍手に包まれました。最後の曲となったTHE BOOMの「風になりたい」では、やさしいメロディに目を閉じて聴き入っていただきました。

部員達は、一つひとつ丁寧な音で、幅広いジャンルの楽曲に挑戦しました。日ごろから積み重ねてきた練習の成果をしっかりと披露し、会場からは大きな拍手が贈られました。