9月22日（金）と23日（土）の2日間にわたって、令和5年度文化祭を開催しました。本年度のテーマは「帰ってきた青春！！The best is yet to come ～楽しいのはこれからだ～」です。

　1日目の22日（金）は在校生のみでの開催で、静ホールに集まり、クラスやクラブ、有志団体によるダンスや映像などの発表が行われました。

　2日目の23日（土）は、キャンパス全体を使って、様々なイベントや展示、模擬店を開き、さらに華やかな文化祭になりました。この日は、事前申し込みをされた中学生と保護者の皆さんを対象に、文化祭の様子を通して奈良文化高校を知っていただくオープンスクールも開催しました。

　残暑もやわらぎ、模擬店のフードやドリンクをいただきながらキャンパスの木立の下で行われていた吹奏楽部の演奏に耳をかたむけ、生徒たちもオープンスクールで参加された皆さんも、たいへんリラックスして文化祭を楽しむことができている様子でした。

　午前中のハイライトは、奈良市立一条高校 VS 本校のバスケットボール部のエキシビションマッチです。本校のバスケットボール部は今年度もインターハイに出場しましたが、奈良市立一条高校のチームもインターハイの予選決勝リーグまで進んだ強豪です。白熱した見ごたえのある試合にオーディエンスも大きな声援を贈っていました。

　午後は奏ホールにてダンス部のパフォーマンス、少林寺拳法部の演武、新体操部のダンスが行われました。どれも迫力のある素晴らしいもので、新体操部のダンスが終わった後には、オープンスクールに参加されていた中学生と保護者の方が、「ぜひ入部したいと思っていますが練習はきびしいですか？」など、新体操部員に質問されている場面も見受けられました。また、奏ホール前では衛生看護科の生徒による血圧測定コーナーも設けられ、開演前にオープンスクール参加者の皆さんが立ち寄られていました。

　みやび棟（校舎）内では、1年生の各クラスや美術部、書道部、子ども教育コース、食文化コースが展示発表を、華道部はワークショップを、茶道部はお茶席を設けました。１年生の各クラスにはドリーミーでかわいいフォトスポットやホラーハウスなどがあり、行列ができるほど賑わっているところもありました。

　午後のハイライトは、インターハイ出場の本校バレーボール部が2チームにわかれて行うエキシビションマッチです。多くの生徒たちが静ホールに集まり、バレー部員の打つ力強い太鼓に合わせて皆が一丸となり、文化祭のクロージングにふさわしいにぎやかな応援合戦を繰り広げました。

　今年の文化祭は、久しぶりに二日間の本格実施ができることとなり、生徒たちは「ゼロコロナ」を掲げて感染予防にも気をつけながら楽しむことが出来ました。オープンスクールスタッフとして動いていたスクールキャラバン隊の生徒たちは、もうすでに第３回オープンスクールに向けて構想を練りながら盛り上がっています。

　第３回オープンスクールは１０月２１日土曜日。今年度最後の「体験型オープンスクール」となります。この日も本校生徒たちの活躍をご覧いただけますので、中学生の皆様、ぜひお越しください。お待ちしております。