きららニュース

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【衛生看護科】第53回戴帽式を挙行しました

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 2023年9月15日(金)『奈良文化高等学校第53回戴帽式』が静ホールで行われ、衛生看護科2年生78名の生徒が式に臨みました。

 奈良県において高校課程で衛生看護科を有するのが本校のみとなって久しくなりました。また、医療現場においては、かつて看護師の象徴であったナースキャップを着けるということは、ほとんどなくなっています。そんな中、本校では今年も、暗闇の中でナイチンゲール像から分火される蝋燭を手に誓いの言葉を唱和する「戴帽式」を挙行いたしました。

 戴帽式はクリミア戦争の戦場でナイチンゲールが蝋燭の灯りを頼りに夜中も傷病兵を見て回ったことに由来し、看護の精神を継承するものとして本校の伝統として受け継いでいます。

 式では、戴帽生代表が看護師の心得である「ナイチンゲール誓詞」を読み上げ、看護の伝統と精神を受け継ぎ、学業に専念することを誓い、覚悟の言葉とともに灯火を高く掲げました。ナイチンゲールと彼女が灯した覚悟の灯(決意)は、彼女の意思を引き継ぎ実践していくみなさんを、きっと見守り、そしてあと押ししてくださると思います。

 看護の世界へ船出される皆さんの、今後のご活躍とご健勝をお祈りいたします。