県立橿原公苑第一体育館において、平成28年度全国高校総合体育大会バスケットボール競技奈良県予選の決勝リーグ最終戦が行なわれ、本校が昨年に引き続いて女子の部の優勝を飾りました。決勝戦の相手は、昨年と同じ強豪奈良女子高校でした。

　試合は当初、攻撃のリズムがなかなかつかめず、第一ピリオドは、一進一退の攻防が続きました。しかし、わずか一点の差で始まった第二ピリオド、相手チームのファウルでフリースローを得たことが契機となって徐々に本校らしいリズムを取り戻しました。素早いリターンや的確なリバウンドなどによって相手の選手らを翻弄。ほとんど相手の得点を許さず、逆に点差を広げて、そのまま試合終了まで走り抜きました。

本校　 80　　―　　42　奈良女子高校
　　　　　 13　12　
　　　　　 26　10
　　　　　 20　07
　　　　　 21　13

　優勝した本校は、夏の全国大会（インターハイ）への出場権を手にしました。
　試合を振り返って川﨑弘策監督は、「勝てましたが、全く満足できない試合でした。インターハイで勝利するためには、鍛えなおさないといけません。」と語りました。岡田奈巳主将（二年）も、「結果は良かったですが、最初から反省点ばかりの試合でした。それらを克服できるように、インターハイに向かって頑張りたいと思います。」と決意を新たにしていました。

　表彰式ではチームの優勝に加えて、二年生の石垣茜音さん、西山美優さん、江木千夏さんの三名が優秀選手に選ばれ、奈良県バスケットボール協会から表彰を受けました。
　会場へ足を運んで下さった保護者、教職員をはじめ多くの皆さま、有難うございました。今月24-26日に滋賀県で開催される近畿高校バスケットボール選手権大会、7月30日-8月5日に広島県で開催される全国高校総合体育大会（インターハイ）でも、奈良文化高校へのご声援をよろしくお願いします。