きららニュース

きららニュース

私学人推協公開ホームルームを開催しました

  • 私学人推協公開ホームルームを開催しました
  • 私学人推協公開ホームルームを開催しました
  • 私学人推協公開ホームルームを開催しました
  • 私学人推協公開ホームルームを開催しました
 「2013年度奈良県私立学校人権教育推進協議会公開ホームルーム」が本校で開催されました。

 はじめに、今年度の開催校である本校の山田勝美校長が「本校は人権教育を大切にしてきました。学年主任が中心になり、学年ごとにテーマを設け進めてきました」と挨拶し、多くの生徒が利用する便利なスマートフォンなどに潜む危険などについても語りました。

 続いて、全クラスで人権教育公開ホームルームを行いました。第一学年は「人とのつながりを通して~コミュニケーションを考える~」、第二学年は「結婚差別」、第三学年は「反戦・平和学習を通して命の尊さについて考える」をテーマに実施。ワークシート学習やグループ討論及び発表を行うなど、クラスごとに工夫し内容で展開しました。

 三年の3クラスでは、沖縄戦で従軍した女子学徒隊の短編ドキュメンタリー映画「ふじ学徒隊」を視聴し、各自の感想や考えをグループごとにまとめて発表しました。衛生看護科の生徒からは「10日間という短い期間で学んだ知識をもって、野戦病院の看護を行ったということの大変さは想像を超えた」「今、自由に生活できることは幸せだと思う」「この時代の自殺と今の自殺は別ものだと思った」「戦争は、何年たっても当時の様子をはっきりと覚えているほど、その人の心に傷を負わせるのだと思った」などの意見が発表されました。

 その後、学年別の分散会を行い全体会でその報告と総括が行われました。そして、私学人推協副会長で奈良育英中学校・高等学校の上間政彦校長より閉会の挨拶があり、今年度の公開ホームルームを終えました。