平成25年度「近畿私学ハンドボール競技大会奈良県予選」が奈良大学の体育館で行われ、本学は育英西高校と1位2位の順位決定を巡り対戦しました。

　序盤、本校は速攻でシュートを決め、パス回しで相手に攻撃のチャンスを与えないよう揺さぶりをかけました。ところが、相手はシュートを決めると、本校のミスボールもすかさずチャンスボールに変えて、試合の主導権を握ります。

　後半、本校も粘り強く、持ち味のパス回しで相手にプレッシャーをかけながら果敢にシュートを放ちましたが、10対24で試合を終えました。本校は県予選を2位で通過し、12月に行われる近畿私学大会に出場します。

　主将の水野由梨さん（二年）は「課題にしていた速攻が決まる場面もありよかったのですが、ミスが多くて自分たちのプレーができませんでした。今後、パスキャッチのミスをなくすよう練習し、次の大会を頑張ります」と試合を振り返りました。

　なお、今大会には三年生も出場しており、馬塲悠里花さん（三年）は「試合で初勝利した時のうれしさは、今も鮮明に記憶に残っています。12月の大会を最後に引退する予定ですので、チームの勝利に貢献できればと思います」と話していました。