本校吹奏楽部が、龍谷大学吹奏楽部を訪問し、練習を見学させて頂きました。

　龍谷大学吹奏楽部は、毎年夏の吹奏楽コンクールで全国大会の常連校。2010年度には８回連続全国大会金賞という快挙を成し遂げられました。また指揮者の若林義人先生は、奈良県の生駒市立生駒中学校など数多くのバンドを全国大会常連校に育て上げて来られた高名な指導者。本校吹奏楽部顧問の吉崎直之教諭と長く交流があったことから今回の見学が実現しました。

　吹奏楽をしている高校生であれば誰もが憧れる存在である部を訪問出来るとあって、訪問前から生徒たちは「とても楽しみです。その場にいられると思うだけでも緊張します」と話していましたが、この日は大学のコンクール直前とあって、思っていた以上の緊張した雰囲気が漲り、本校部員は圧倒されっぱなしでした。基礎練習や合奏の中、メモを取る姿も真剣そのもの。本校吹奏楽部部員たちはこの機会を逃すまいと一生懸命耳を傾けていました。

　見学が終わって、部長の大門摩耶さん(3年)は、「やはり全国大会に毎年出場していらっしゃるので、とてもすばらしい演奏でした。間近で聞けてうれしかったです。やはり私たちとは練習量が違うし、私たちには足りないものがたくさんあるなと感じました。あんな風になるために、一人一人技術の向上を目指し、今日得たことを生かして頑張って行きたい。」とこれからの活動に向けて、気持ちを新たにしていました。