きららニュース

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卒業式を挙行しました

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 3月1日(月)、令和2年度の第54回卒業証書授与式、並びに第13回衛生看護専攻科修了証書授与式を、本校の静ホールにて挙行しました。
 新型コロナウイルス感染防止の観点から、在校生は列席せず、卒業生・修了生とその保護者、学校関係者のみで式を行いました。

 開式の辞と国家・校歌斉唱に続いて、卒業証書・修了証書の授与が行われました。例年であれば校長先生から一人ひとりに手渡されていた卒業証書・修了証書は、式典では各クラス代表への授与となりました。

 京兼純校長先生の式辞では、「例年とは異なり縮小したかたちとなりましたが、本日の式典の本質は、変わるものではありません」との言葉のあと、コロナ禍でのリモート授業形式や制限された課外活動の中にあっても見事な進学実績や部活動の成績をあげた卒業生たちの活躍を称えました。そして、NHKの大河ドラマにも取り上げられている渋沢栄一の「夢七訓」を引用して、幸福と夢に向かって歩む卒業生・修了生を激励しました。
 続いて、伊瀨敏史理事長より式辞、河原麻里育友会長から祝辞を頂きました。そして、在学中にクラブ活動で特に輝かしい成果を上げた卒業生らに奈良文化栄誉賞が授与され、また、小中高12ヶ年皆勤を修めた卒業生らも表彰されました。

 生徒会長による在校生送辞のあと、答辞では、卒業生代表の桑島光彩さんが「コロナ世代と言われる私たちですが、かわいそうだとは思っていません。本校で過ごした日々を糧に、一歩ずつ力強く歩んでいきます」と語りました。修了生代表の上谷羽菜さんは「この5年間をやり遂げることができたのは家族や友人、優しい言葉をかけてくださった患者さん、先生方、共に協力してきた仲間たちがいるからです」と涙で声を詰まらせながら読み上げました。

 こうして麗らかな日差しの下、無事に式を終えることが出来ました。一堂に会する式典の時間は短縮されたものの、その分、卒業生・修了生たちは名残を惜しむかのようにキャンパス内で記念写真を撮り合い、職員室を訪ねてくる姿も途切れることがありませんでした。また、キャンパス内や校門横のバス停に今年度の卒業記念品として贈呈・設置されたベンチには、さっそく笑顔で腰掛ける卒業生の姿も見られるなど、この日一日はキャンパス内全体がいつもにも増していっそう春らしい、華やいだ雰囲気に包まれていました。

 卒業生・修了生の皆さんの、今後のますますの活躍を期待しています。