「第34回近畿高等学校少林寺拳法大会」兼「第20回全国高等学校少林寺拳法選抜大会」の奈良県予選が奈良市立一条高等学校武道場で開催され、本校から、組演武に２組、単独演武に４名の計８名の拳士が出場しました。

　「女子規定単独演武の部」に先輩拳士と組んだ工藤愛都拳士（一年）、「女子自由単独演武の部」に増田朱音拳士(二年)、中谷亜美拳士(一年)が出場。「女子規定組演武の部」に石岡夕摩・山上真歩拳士ペア（ともに一年）、「女子自由組演武の部」に平野由真・佐竹もも子拳士ペア（ともに二年）が出場。近畿大会、更に選抜大会出場に向けてそれぞれの課題を克服しながら修練を重ね、気迫あふれる演武を披露しました。

　単独演武では、豪快で迫力のある中谷と正確で美しい増田がどちらも高得点を出し、わずかに１点上回った中谷が一位、増田が二位となりました。また、工藤は気迫を出して善戦しましたが入賞はなりませんでした。

　組演武では、佐竹・平野拳士ペアが過密なスケジュールをものともせず質の高い演武でしたが、それを上回る一条勢が立ちはだかり三位。石岡・山上拳士ペアは九月に入部したばかりで、始めてから二ヶ月しか経っていないにもかかわらず堂々の演武を披露しましたが、残念ながら入賞はなりませんでした。

一位を獲得した中谷は、三月に香川県で開催される全国選抜大会への出場が決まりました。また、十二月に京都府で開催される近畿大会へは、入賞を逃した拳士も含めて本校の全員が基準の２４０点をクリアし、八名すべての出場が決まりました。次の大会に向けて更なるレベルアップを目指します。