きららニュース

きららニュース

衛生看護専攻科で一次救命処置講習が行われました

  • 衛生看護専攻科で一次救命処置講習が行われました
  • 衛生看護専攻科で一次救命処置講習が行われました
  • 衛生看護専攻科で一次救命処置講習が行われました
  • 衛生看護専攻科で一次救命処置講習が行われました

 NBシアターと自習室で、「既習の救急蘇生法についての知識・技術を深める」ことと「医療チームでの看護師の役割と命の大切さを再確認する」ことを目的にBLS(一次救命処置:Basic Life Support) -AED講習会を開催し、1年生が一次救急について学習を深めました。
 講師には宇治徳洲会病院から、救急看護認定看護師をはじめ、医師や救命士6名の救急医療チームをお迎えしました。

 自習室では救急看護認定看護師の先生が講義してくださり、豊富なデータを基に、災害看護における看護師に必要な力(体力・精神力・判断力・コミュニケーション力・安全に関する自己管理力)や災害によるPTSD(心的外傷後ストレス障害:Post Traumatic Stress Disorder)看護について伝えていただきました。学生たちは講義を受け、災害時における看護師の立ち居振る舞いが被災者にとってどれほど大切なことかを、痛感させられました。

 そうした意識のもとに的確な一次救急処置を素早く行えるよう、NBシアターでは救急医療のチームによる実技の講習が行われました。今までに練習している胸骨圧迫(心臓マッサージ)やAEDの使用法などの基本を確認、復習しました。その後、心肺停止状態で人が倒れている現場に通りかかった想定で一次救急処置の流れを練習しました。大声で人を呼び集め、「救急車を呼んでください」、「AEDを持ってきてください」、など役割を分担することで処置が早くなること、救急隊の到着まで「強く・速く・絶え間なく」胸骨圧迫を続けること、といった知識が現場に遭遇した時に活かせるよう練習を重ねました。

 学生たちはこの実践から、より正確で確実な救命処置を早期に行なう必要性を感じ、これからの学習への姿勢について新たな思いをもったようでした。