奈良県でも数少ない、農作物の粉末化、瞬間冷凍などが可能な機器（ジョンソンカッターミキサー、ダブルドラムドライヤー、サンプルミル、プロトンホイホイ）を備えた桑姫作業所がオープン。食文化コースの生徒をはじめ、関係者が参列してオープニングセレモニーが開催されました。

　式は学校法人奈良学園の西川彭理事長の挨拶で始まり、葛城市の山下和弥市長、寺口ファームの井村邦彦代表よりご祝辞を頂きました。
　続いてテープカットに移り、西川理事長、山下市長、井村代表に加え、梅乃宿酒造株式会社の吉田佳代社長、株式会社あけぼのパンの芦高俊哉社長、奈良文化幼稚園園児の西京吾隆くん母子、食文化コース生代表の井上咲里さん、生徒会代表の阪木双葉さんが、司会の井門加夏恵さん（三年生）の掛け声に合わせて紅白のテープを切り落として目出度く開所して下さいました。

　こうして開所を迎えた作業所では、午前中に食文化コースと生徒会の生徒が採取した桑の葉、桑の実を使って、寺口ファームの方々がさっそく作業をして見せて下さいました。葉が見る見るうちに乾いた粉末になったり、実が瞬く間に凍ったりする様を見て生徒らは興味深げで、報道各社の皆さんも熱心に撮影、ご取材して下さっていました。これから地元の伝統的農産物「桑」を中心とする食育と地域創生の一つの新しいモデルとして、学校や地域の生産者の方々に活用され、実を結ぶことが期待されています。

＜ＮＨＫ奈良、奈良テレビで放映されました＞
＜奈良新聞に記事が掲載されました＞