第58回全国私立高等学校女子ソフトボール選抜大会が、静岡県牧之原市の榛原総合運動公園ぐりんぱると静波グラウンドで行われ、本校ソフトボール部は26年連続27回目の出場を果たし、全国から選抜された44校の１校として参戦しました。

　この大会はブロック別の総当たり戦で上位校が1部決勝トーナメント戦へ、下位校が2部決勝トーナメント戦へと進む形で試合が行われます。本校は予選リーグで、佐賀女子短期大学付属佐賀女子高等学校、千葉経済大学附属高等学校、多治見西高等学校と対戦しました。

　佐賀女子高校戦では、序盤に三塁まで出塁しましたがあと一歩及ばず、逆に最終回の相手の攻撃で投球に乱れが生じ、2アウト満塁とピンチを迎えました。しかし、フライで打ち取り、0対0で引き分けとなりました。

　千葉経済大学附属高校戦では、手に汗握る試合が繰り広げられました。0対3で迎えた4回裏の攻撃、西畑安美さん（２年）の二塁打を皮切りに1点を返上した後、勢いに乗って2点目も。1点差で迎えた7回表で相手に3点を許してしまい、2対6で迎えた最終回では気迫に満ちた攻撃が始まり、これまで打ち上げていた球を叩きつけるようにして出塁し3点を返上しました。1点差まで追い上げましたが、5対6で試合終了となりました。

　多治見西高校戦では、直前の試合結果を引きずってしまったのか、1回表の守りでいきなり相手に2点を許してしまいました。その後はピンチを迎えても守り抜き、反撃のチャンスを待ちましたが、三塁まで出塁するもののあと一歩のところで生還できず、0対2でリーグ戦を終えました。

　"全員ソフト"をモットーに試合に臨んだ選手たちは、「歴史と伝統のある大会に参加できてうれしく思います。全国の強豪チームとの対戦で一つでも多くのことを学び、今後に生かしたいです」と話していました。