普通科スポーツ特進コースの三年生を対象に、生涯スポーツを体験する授業の一環としてカヌー教室に参加しました。スポーツ特進コースでは一年次に『リーダーズ研修』、二年次に『スキー合宿』、三年次に『カヌー教室』と、授業だけでは経験できないスポーツに関われるようにさまざまな行事が組み込まれています。

　初のカヌー実習は、日本でカヌーメーカーのパイオニアでもあるフジタカヌー（京都府相楽郡笠置町）の藤田亮さんと上田洋樹さんの指導の下、木津川（笠置町）で行われました。

　生徒たちの大半は初めての体験ですが、カヌーの基本操作のレクチャーを受けるとすぐにカヌーへ乗り込みました。一瞬、戸惑っていた生徒たちも、すぐに操作のコツをつかみ、バランスを整えパドルを操り漕ぎだすと、水面を滑るように進んでいきました。

　午後からは1列になって川を約6キロ下るツーリングに出かけました。川の流れの速い箇所も上手に進み、「思ったより川の流れが速い」「楽しい」など歓声を上げながら、カヌーの魅力を存分に味わっていました。