保育の基礎を学ぶ
基礎知識と技術を着実に身につける
基礎知識と技術を着実に身につける
将来、幼稚園教諭・保育士の資格を取得することを視野に入れた学びを展開。普通教科に加え、幼児教育関連の授業を実施しています。理論的なことはもちろん、折り紙や絵本の読み聞かせ、ピアノなど、幼児教育についての基礎を学び、在学中に保育技術検定1級に合格することを目標とします。
キャンパス内にある奈良文化幼稚園で幼稚園実習を実施。現場で活躍する幼稚園教諭から指導を受けます。また日常的に園児と触れ合う機会も多い恵まれた環境です。
授業で習った知識をすぐに活かして実習できる環境です。
高校体育祭では、園児参加種目に注目が集まります。
「みどりの幼稚園」は奈良文化幼稚園の園児が高校エリアでの自然の中で過ごす1日。高校生の「おねえちゃん先生」は大人気です。幼稚園の遠足にも一緒に行って幼稚園教諭の補助をしながら園児とふれあいます。幼児教育の仕事を肌で感じることができ、夢に近づくステップアップになります。
多彩な専門科目では、教科書を使った講義形式の授業に加え、知識と技能を身に付ける機会がいっぱい。絵本の読み聞かせや折り紙制作をはじめ、園児の名札作りや壁面の装飾法など幼児教育の知識や技術をしっかり身に付けます。また保育技術検定を受検し、段階的に級を取得していきます。
奏(かなで)ホールにはグランドピアノを設置。個人練習室も13室あり、自由に練習できます。また、奈良学園大学との授業連携で、専門の先生によるレッスンもあります。幼児教育関係への進学や就職に有利なピアノ演奏技術を卒業までに習得します。経験がなくても安心です。
公益財団法人全国高等学校家庭科教育振興会が実施する保育技術検定(文部科学省後援)は「専門的技術の向上を図り、将来保育及び児童等の福祉関連の仕事に従事できる能力・資質や実践的態度を育て」ることを目的とし、保育関係の進路を希望する高校生の全国的な指標となっています。
「音楽・リズム表現技術」「造形表現技術」「言語表現技術」「家庭看護技術」の四種目があり、4級から段階的に級を取得して行きます。
本校では例年全員が2級を完全取得します。約半数が1級にも合格します。
(※2級以上は進学の際、有利な資格となる場合があります)
コース生のほとんどが入学時の夢の実現に向けて幼児教育・保育系の上級学校に進学します。
認定こども園や幼小接続校を視野に入れて、複数免許取得を重視した進路指導をしています。