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食文化コースで奈良佐保短期大学「奈良の食を味わう」実習授業をしていただきました

  • 食文化コースで奈良佐保短期大学「奈良の食を味わう」実習授業をしていただきました

2月17日(月)、奈良佐保短期大学生活未来科食物栄養コースの島村知歩先生と原美沙子先生を講師にお招きし、食文化コース2年生を対象に特別授業「奈良の食を味わう」を行っていただきました。

今回の献立は、次の5品です。
○奈良茶飯
○のっぺ煮
○大和まなとしめじの柚香和え
○わらびもち
○大和茶

茶飯やのっぺ煮はお寺や神社にルーツを持ち、奈良県で古くから食べられてきた郷土食です。
はじめに先生が調理のお手本を見せながら、郷土食の歴史や食材について説明してくださいました。今日使う食材には宇陀金ごぼうや大和まな、飛鳥あかねといった奈良県の伝統野菜がふんだんに含まれています。
また、里芋は大学の敷地内で育てた、今朝掘り出したばかりの新鮮なものをご提供いただきました。

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実習はデザートのわらびもちを手作りするところから始まりました。材料を入れたお鍋を火にかけてへらで混ぜ続けると、粘りが出て色が白から透明に変わっていきます。
生徒たちは、「重い!」と言いながら鍋をかき混ぜていました。

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次に4班に分かれて、のっぺ煮と大和まなとしめじの柚香和えの調理に取りかかります。
先生が前もって作業の順番やコツを教えてくださったので、スムーズに進めることができました。

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できあがった料理は器に盛り付け、柚子皮やきぬさやを添えて彩り豊かに仕上げます。
奥の試食室に移動して、みんなで感想を言いながら試食をしました。