きららニュース

きららニュース

食文化コース2年生の11人が醤油工場を見学しました

  • 食文化コース2年生の11人が醤油工場を見学しました

2月12日(水)、本校食文化コース2年生の11名が、地元の老舗企業である片上醤油様の工場を見学させていただきました。

02IMGP2135.JPG

まずは醤油づくりの工程や、日本の醤油製造業の現状について説明を受けました。
大豆の蒸釜の前に移動し、材料となる大豆や小麦、天日塩、そして麹菌の胞子を見せてもらいました。
大豆と小麦を麹菌にまぶし、保温保湿ができる麹室で3日間かけて麹を作るとのことです。

03IMGP2175.JPG

04IMGP2183.JPG

こちらの工場では、今でも木の桶で発酵熟成を行っています。
「木に酵母や麹菌が住み着くことで、人ともに成長し、毎年少しずつ味わいの違う醤油ができあがります」と、民芸品にたとえながら醤油づくりの魅力を語ってくださいました。
数人ですが、桶をかき混ぜて微生物に酸素を届ける、櫂入れという作業も体験しました。
最後に絞り器を見学して、しぼりたての醤油の味見をさせてもらいました。
日本の食生活にもっとも身近な調味料の奥深さと、長い歴史を知る良い機会となりました。
生徒からは「濃口醤油と薄口醤油はどう違うのですか」など、質問があがっていました。
お世話になった片上醤油さん、ありがとうございました。