きららニュース

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金銭基礎教育プログラム「MoneyConnection」を実施しました

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 三年生総合進学コースで、家庭科の専門科目「消費生活」の授業の一環として、東京の認定NPO法人「育て上げネット」の講師をお招きし、稼ぎ方、働き方と生活スタイルとの関係から自分の将来を見つめ、ニート予防をめざす金銭基礎教育プログラム「MoneyConnection」を実施して頂きました。

 今回ご指導頂いたのは同法人理事の深谷友美子先生です。先生は「一人暮らしのための生活コストを理解する」「稼ぎ方/働き方により生活スタイルも変わることを感じる」「長期的な視点に立って、稼ぎ方/働き方を慎重に選択することの大切さを知る」と、プログラムの目的を説明して授業を開始。

 まずワークシートに記入することで、一人暮らしに必要な生活コストを考えました。次に親しみやすいゲーム感覚でカードを引くことで、時給、日給、月給/フリーター、派遣社員、正社員/収入金額が決まります。そしてその収入を得るためには何時間働かなくてはならないのか、生活スタイルはどうなるのかをシミュレーションしていきました。さらにワークシートとカードによって10年後、20年後の暮らしをシミュレーション。家族や年齢など「生活条件」から10年後・20年後の生活をイメージしてみました。

 そうして一緒に考えていくことで、深谷先生から、「今」だけでなく、将来のことを考えて稼ぎ方/働き方を選ぶことの必要性を説明して頂き、プログラムは終了しました。高校生活も終盤、卒業も見えて来た生徒らにとって、社会人として独立した生計を営むことは身近な問題であり、とても興味深く取り組んでいる様子でした。