子ども教育コースの三年生がキャンパス内の奈良文化幼稚園で実習を行ないました。

　生徒たちの将来の夢は、保育士や幼稚園教諭になることです。これまでにも遠足に参加したり、園児が高校エリアで遊ぶ「みどりの幼稚園」に参加したりして幼稚園児と過ごす時間を持って来ました。多くの園児は生徒と仲良しになっていて、「おねえちゃん先生」がお邪魔すると大喜びしてくれます。

　今回はそうした活動の集大成として、通常の幼稚園の日々に三日間続けて加わらせて頂きました。園児と遊ぶだけではなく、将来に向けた実習授業として、幼稚園教諭の動きを観察し、補助を務めさせて頂いたりしながら登園から昼食、降園、翌日の準備まで、幼稚園業務の実際を学びました。今回の実習を通じ、子どもの関心を引き寄せる技はもちろんですが、生徒らは何よりも、全てに全力で取り組む奈良文化幼稚園の先生方の姿に感銘を受けていました。そして自らの将来と重ね合わせ、夢がいっぱいに広がったようでした。