食文化コース三年生が京都の錦市場を訪れました。授業で事前学習した錦市場、京野菜などについて実際に体験して学習します。

　学校からバスで麩屋町まで一直線。京町屋錦上ルさんにお邪魔します。京都の古い町屋ならではの細長い建物を奥へ奥へと進むと広間がありました。ここでクイズ形式で仕入れる食材が班毎に決まります。そして徒歩すぐのところにある京の台所・錦市場に出掛けます。お店の方にお話を伺ったりしながら班毎に京食材を仕入れ、先程の町家に再集合します。

　着席するとまず「今日の味比べ　利き錦」というプログラムを楽しみました。これは京だしと市販の粉末だし、万願寺とうがらしとピーマン、賀茂なすと普通のなすびなどを食べ比べ、どちらが京食材かを舌で当てます。さすがは食文化コースの生徒。全員がほぼ全問正解しました。続いて料亭「祇園ささ木」さんが登場。有名な料理人から食や健康についてお話を聞かせて頂くとあって生徒らの表情も真剣でしたが、楽しいお話に途中からは笑い声も聞かれました。

　続いてさきほど仕入れた食材と同じ食材を使用した特製お弁当を頂くと一連のプログラムは終了です。再び錦市場でちょっぴり自由時間を楽しんでから学校に戻りました。