インターハイ奈良県予選の決勝戦が本校グラウンドで行われました。本校開催ということで、多くの生徒、保護者らが応援に駆け付け、声援を送る中、今年も奈良女子高校と対戦しました。

　本校は試合開始から果敢に外野への長打を繰り返して攻め込みます。二回には田渕が右中間への安打で出塁したところを、続く高根が送りバントで二塁へ。さらに吉本が死球で出塁して一死一、二塁としました。服部のバントで二死二、三塁とし、先制点のチャンスを迎えました。次打者秋岡は果敢に右翼へ外野フライを放ち、大声援となりましたが、残念ながら捕球され二者残塁となりました。五回にも吉本が右翼前に安打で出塁、続く服部のバントで二進、次の秋岡の二ゴロで三塁に進んだところを次打者前が思い切って左翼にフライを放ちましたが捕球され、三塁に残塁となりました。六回にも白川が内野安打で出塁後、木下、川中のバントで三塁に進みましたが残塁となるなど、本校は相手チームを抑えながら何度も三塁に走者を進め、手に汗を握る激しい攻撃を繰り返しました。

　六回まで両チーム無得点で迎えた最終回の表、奈良女子高校は先頭打者の二塁打を契機に二者が生還。本校は２点をリードされました。追い込まれた本校は裏の攻撃で、右翼前安打で出塁した吉本が服部、秋岡の好打で念願の生還を果たし、グランドには割れんばかりの大声援がこだましました。なお同点の走者が出ていましたが、残念ながら残塁。１点差の試合終了となりました。

　インターハイ出場は叶いませんでしたが、明日からまた、和歌山県で開催される近畿大会に向けて、気を引き締めて練習します。引き続き本校ソフトボール部を応援のほど、よろしくお願いします。