平成二十七年度「第31回全国高等学校新体操選抜大会」の団体競技の部がホワイトリング（長野市）で開催され、本校新体操部は今年も県代表として出場しました。

　今年一月に開催された長野カップの女子シニア団体の部で優勝の栄冠を手にしてから二カ月。出場した選手は、住吉麻生さん（二年）、神谷奈杏さん（二年）、二宮希帆さん（二年）、田中結さん（一年）、武田真実さん（一年）の五人。三年生が抜けた新メンバーで新しい曲にチャレンジしました。

　全国の強豪チームがすぐれた演技を披露するなか、本校もメリハリのある演技を披露しました。新しい曲への熟練度がまだ十分ではなく、決定点は12.816点で11位という結果でしたが、今後の課題や改善点が把握できたことは、次に向けての大きな収穫となりました。

　主将は「手具交換の投げ受けなどが全体的に安定していなかったので、ミスにつながってしまいました。新年度も始まるので、基本的な部分からもう一度見直し、今回の課題を克服したいと思います」と話していました。

　麻苧監督は「大会直前にアクシデントが続き、演技の完成度はまだまだ不十分ではありましたが、そんな中でも動じず前向きに出来た事は、選手らの選抜大会にかける強い意志があったからだと思います」と今回の結果を振り返りました。さらに「病気やケガをしない体づくりにも取り組むと同時に、全国に通用するために、日々コツコツと努力するのみです」と語りました。

　今回も多くの保護者やＯＧの皆様に応援いただき、ありがとうございました。今後もよろしくお願いいたします。
　また、このホームページをご覧の皆さま、これからも奈良文化高校新体操部の応援をお願いします。