三月二十、二十一日の二日間にわたって、本校を会場に第二回奈良文化杯中学生バレーボール大会が開催され、県内外から十八校、二百三十名もの女子中学バレーボール部員が出場しました。

　この大会は地域と共に歩む学校づくりを進める奈良文化高校が、中学生同士の交流と切磋琢磨、また友情を深めながら選手の心技体の向上を図る目的で開催したもので、昨年に引き続き今回が第二回目。各府県内から実力あるチームが顔を揃え、今年も白熱した試合が繰り広げられました。

　選手らは試合中はもちろんのこと、空いた時間には他校のプレーを研究したり選手同士が交流したりするなど有意義な二日間を過ごしました。優勝に輝いたのは昨年準優勝の和歌山県の下津第一・第二合同チーム、そして準優勝は奈良県の天理南中学チームでした。全チーム、全選手にとって技能、精神ともに大いに向上させる機会となったようでした。

　またこの大会は本校の高校生が進行から審判など大会運営もちろん、キャンパス内の合宿施設『光陽舎』で宿泊した中学生のサポート至るまですべてを取り仕切りました。中高生の交流が生まれるだけでなく、高校生にとっても広い視点でバレーボールを見る、よい勉強になりました。