二十四節気でいう冬至のこの日、第二学期の終業式を行いました。

　開式に先立って賞状の伝達が行われ、「税に関する高校生の作文」受賞者、「奈良県統計グラフコンクール」受賞者、書道部、吹奏楽部、バレーボール部、新体操部、そしてソフトボール部が、二学期の活躍に対して賞を受けました。

　式ではまず全員で校歌を斉唱。続いて山田勝美校長が、二学期はクラブを初め、生徒たちがいろいろな活動に取り組み、実績を上げてくれたこと、そして挨拶によって人の気持ちが清々しくなること、また相手を思いやり、お互いの存在を尊重し合って命を大切にする人になってほしいと式辞を述べました。
　続いて長峯寿次生徒指導部長から、残念ながら近隣の方々から苦情を頂いていることを改めて伝え、高校生としてあるべき言動を再考すること、また先輩から受け継がれた思いを大切にして生活してほしいと話しました。

　最後に教職員、生徒全員で静かに、深々と、平成二十七年締めくくりの礼をしました。
　それから恒例によって椅子とシートを全員で瞬く間に片づけ、教室に戻りました。学級担任の先生のホームルームを受けて、冬休みに入りました。

　今学期は静ホール、体育館、リズム館の電燈をLEDに変え、これまでより明るい光のもとでこうした式典や行事が行われています。環境に優しく、また清んだ光の中で奈良文化高校は今年を締めくくり次年をクリアに見通すべく改善を重ねていきます。
　本校を応援して下さる皆さま、ぜひ良いお年をお迎え下さい。来年も奈良文化高校をよろしくお願い致します。