きららニュース

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第四十五回戴帽式を挙行しました

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 第四十五回戴帽式が静(しずか)ホールで行われ、二年生衛生看護科の83人が戴帽生として式に臨みました。

 本校では伝統に則った形で、毎年暗闇の中で『戴帽式』を行っています。この式の中で、戴帽生たちは看護職の先輩である本校教諭からナースキャップを一人ひとり頭に載せてもらい、ナイチンゲールの看護精神を象徴する灯(ともしび)を受け継ぐことで、これから臨む実際の病院での看護臨床実習に向けて心を新たにします。

 山田勝美校長は式辞の中で、ナイチンゲールが野戦病院で毎夜ランプを持って夜回りしたことや、「進歩し続けない限りは退歩している」という彼女の手紙を紹介しました。また校訓の「清く 優しく 逞しく」から看護師としての資質を語り、なかでも"清く"に関しては、"ナイチンゲール"と名付けられた薔薇の株がさまざまな方々の尽力により本校のキャンパスに植樹されたことも合わせて披露し、その花のように清く咲く看護師を目指してほしいと述べました。

 西川彭理事長は、患者にとって看護師の存在がいかに大きいかを語り、「看護の道を精進しながら看護の心と人間性をさらに磨き、知識も技術もしっかりと身に付けて立派な看護師になるよう期待している」とエールを送りました。

 在校生からもお祝いの花束を贈られ、心も新たに「戴帽式の歌」を斉唱し、式を終えました。

 戴帽生は10月6日から、奈良・大阪の7病院で看護臨床実習に臨みます。

 実習でお世話になる病院関係者の皆様、出身中学校の先生方、保護者並びに育友会役員の方々など多くの方々のご参列を頂きました。また多数の祝電を頂戴しました。ありがとうございました。