橿原公苑第一体育館にて、インターハイおよび近畿大会への出場をかけた新体操の大会が行われ、本校の生徒達が団体と個人で出場しました。春に新入生を迎えたばかりの新たなチーム編成で二チームが団体の演技を行い、Ａチームが見事優勝、Ｂチームは三位入賞を果たしました。

　また、個人総合では中村花さん（一年）と上田香穂さん（三年）がともに25.950の同点で一位に輝き、決定点の高かった中村さんが全国への切符を手に入れました。近畿大会に進む上位六人の枠も、四人が本校の生徒となりました。

　しかし、優勝を獲得したものの、団体については「チーム力の向上が今後の最大の課題」と、全国上位を目指すための課題をあげる麻苧麗奈監督。団体のキャプテンでもある上田さんは、「練習ではノーミスでやれていたことを本番で失敗するのは自分達の弱さの表れです。次に向けて不安をなくすように今まで以上に練習します」と意気込みを語りました。また、個人優勝の中村さんは「自分の力が充分に出せず悔いが残る試合でした。なぜできなかったかを考えて改善し、本番では緊張して縮こまらないように心がけたい」と意欲的な姿勢を見せてくれました。

　さらなる高みを目指す選手達の演技にこれからも応援のほど宜しくお願いします。