普通科Ⅰ類・食文化コース二年生の十三名が、フィールドワークで苺狩りを体験しました。バスで一路、明日香村にある「あすかいちご狩りパーク」内の奥田農園へ。甘酸っぱい香りが立ちこめるハウス内には高設棚が設置され、栽培農家の方が丹精込めて育ててこられた奈良県特産"あすかルビー"が赤い実をつけていました。一株に大粒、中粒、小粒の実がなり、土のつかない清潔な苺を収穫できます。

　自由に摘んで食べられる時間は三十分。入口で各自ハサミとビニール袋をもらうと、生徒たちはそれぞれに赤く熟れた実を摘んでは口に運んでいました。思った以上に甘くてジューシーな味わいに、思わずみんなの笑顔が広がります。

　お腹いっぱい苺を食べた後は、手分けして製菓実習に使う苺を摘み取りました。新鮮な苺を持ち帰り、午後からはまず苺大福作りをします。明日以降には苺ジャムやロールケーキ作りにも取り組みます。自分達で摘み取った苺がどんな美味しいお菓子やジャムになるのか楽しみです。最後に家族へお土産の苺も買ってバスに乗り込みました。