今年度三回目となる「入試説明会」を開催しました。二百三十名を超える、中学生とその保護者の皆様にご来校いただき、女子高ならではの本校の取り組みと、入試に関わる諸注意ならびに問題の傾向と対策などを紹介しました。

　はじめに山田勝美校長が挨拶で"生徒が主役"の環境づくりを行っていることや、本校が取り組む学びの環境などを紹介しました。そして、ホームページ上にYouTubeによる「奈良文化テレビ」をスタートさせ、生徒たちの様々な活躍を紹介していることも伝えました。

　学びの特長として普通科に、食文化、子ども教育、総合進学、看護進学、特進、スポーツ特進とそれぞれ特色のあるコースを準備していること、コースによりiPadを利用するなどして大学進学や看護師試験に合格するためのサポートを整えていること、さらに、衛生看護科と看護進学コースとの違い、同じ学園内に幼稚園から大学まであるメリットを生かした学び、クラブ活動の活躍などを紹介しました。

　次に、北條募集対策部長から、平成二十七年度入試に関わる出願や受験についての注意点などを説明しました。

　最後に、英語、国語、数学の順に、各教科担当者から入試問題の傾向と対策について解説しました。英語では長文読解の本文が長くなる傾向や、発音に関する問題で注意すべき点など、国語ではこれまで長年出題されてきた詩の問題がなくなり、現代文が二題出題されることや、類義語、擬態語、古文では現代仮名遣いなどがよく出題されること、数学ではウエイトを占める四則計算と表やグラフから読み取る問題などを紹介し、それぞれアドバイスを行いました。

　終了後、希望される方に、校舎見学や個別相談を行いました。生徒や保護者の方々から「きれいな校舎。高校生活が楽しみ」「試験対策のアドバイスがとても分かりやすかった」「先生方が親切でうれしかった」などの感想を多数いただきました。今回も多くの方々にお越しいただき、ありがとうございました。