きららニュース

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【普通科Ⅰ類】 三輪そうめんの手延べ体験をしました!

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 本校が重点的に推進する「食育」、「食文化」学習の一つとして、普通科Ⅰ類の一年生が三輪そうめん山本「麺ゆう館」でそうめん手延べ体験をしました。

 普通科Ⅰ類は二年生に進級する際に食文化コース、子ども教育コース、総合進学コースの三つに分かれます。コース選択の一助ともなる今回の体験は、三輪そうめん山本様と本校が連携協定を締結していることから実現しました。

 麺ゆう館に到着すると、ご挨拶のあとまずビデオを見せて頂きました。これは3~40年前の古い映像で、機械化が進む前の三輪そうめんの製法を見ることができました。36時間かけて、手でこね、足で踏み、丹念に細く延ばし、外で干す作業に生徒も興味津々で見入っていました。

 続いて手延べ体験に移ります。まず職員の方が、見本を使って方法を説明して下さいました。軽快なトークに場内は笑いの渦となり、緊張した空気も一気に和みました。そしてビデオで見た伝統的な方法で実際に体験するのですが、職人技が光る素麺作りですから、やってみると難しいものです。思うように延びなかったり、逆に切れてしまったりと、力の入れ具合が分かるまで随分かかりました。

 それだけに親切な職員の方々に助けて頂いて自分だけのそうめんが形になって来るとみんな大はしゃぎ。また日頃厳しい担任の先生がそうめん相手に悪戦苦闘している姿も大うけし、あちこちで記念にパチリとする姿が見られました。

 そうめん持ち帰りの準備をして頂いている間に、生徒らは別室で「にゅうめん」と「葛もち」を振る舞って頂きました。本場の有名店でおいしい本物を味わい、自分で延ばした三輪そうめんを持ち帰って家庭でもきっと、再び味わいながら今日の土産話が尽きなかったことでしょう。

     <十月八日付 奈良新聞に記事が掲載されました>