きららニュース

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【食文化コース2年生】いちご狩りを体験しました

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 5月2日(木)、2年食文化コースの生徒が明日香村を訪れ、恒例の「いちご狩り」を体験しました。

 このいちご狩り体験では、奈良県の特産品である「あすかルビー」を実際に収穫し、その味を知るとともに生産現場の様子を見学します。

 最初に農園の方から収穫の仕方の説明を聞き、温かいビニールハウスの中に入りました。「あすかルビー」は他の品種に比べて水分が多く、柔らかく甘酸っぱいのが特徴です。この農園のいちごは作業がしやすいよう高設栽培されているため、収穫がしやすくなっていました。生徒たちはいちごの実っている様子を観察しながら、とりたてならではのみずみずしさを味わい、30分間のイチゴ狩りを満喫しました。

 この日収穫したいちごの一部は、1週間後の調理実習で使うため、その場でヘタ取りの作業も行いました。鮮度が良いうちに冷凍し、ジャムの材料にします。自宅へのお土産用にいちごを購入した生徒は、「ゴールデンウィークの後半は、自宅でこのいちごを使ったソースでストロベリー・パンケーキを作るつもりです。」と話してくれました。
 
 最後は、いちご農家さんへ生徒たちから生産について質問をしました。植え付ける前の苗をしっかり育て、ハウス内に病気を持ち込まないことが、栽培する上でなにより大切なことだそうです。他にも、季節によるいちごの味の変化など、普段は聞けないようなお話をうかがえ、食材についての知識をより深めることができました。農園ではジャムやコンフィチュールも販売されていて、生徒たちはそれらを手に取り、「こんなふうに実をつぶさずに明日香ルビーのみずみずしさを活かしたジャムを作ってみたいです。」と、来週の調理実習に向けてイメージをふくらませていました。