キャンパス内の奈良文化幼稚園が月に一度程度行なう「みどりの幼稚園」に、子ども教育コース二年生が専門科目「子ども文化」の授業の一環として参加しました。

　最初に幼稚園で担当クラスの園児を出迎え、幼稚園教諭の引率のもと、高校エリアまで一緒に歩きます。芝生広場に到着したら自由遊びの始まりです。園児らは驚くほど生き生きと遊びます。駆けっこや木登りやかくれんぼはもちろんですが、今回は自然観察が大ブレイクでした。落ち葉や枯れ枝、どんぐりを拾い集めると、「これ何？」「あそぼ」と次々に「お姉ちゃん先生」のところに持ってきてくれます。自然の素材で野外バーベキューに見立てた遊びを思いついたグループも見られました。また高校生も「どんぐりの殻を破ると白い実が出てくるよ」と、やって見せながらお話ししたりすると園児らは興味津々の様子でした。

　コース生らは園児と触れ合うと共に幼稚園教諭の動きを見て学び、充実した体験学習の機会となったようでした。