本校へ進学を希望する受験生を対象に、恒例の「受験対策勉強会」を開催しました。入試の受験会場となる教室で、本番さながらの雰囲気の中、県内外から参加した約二百名の中学生が英語、国語、数学のミニテストに取り組みました。

　受付の先生から資料と共に受験票を手渡されると入試本番さながらの緊張感が中学生の表情に浮かびます。そして試験場で臨んだミニテストの内容は、本校の入学試験で出題率の高い問題が多く含まれていました。試験終了後、会場を大教室「ＮＢシアター」に移して教科別に入試担当教諭が解説を行い、本試験に出題されやすい問題の傾向や注意点などを伝えました。英語では、毎年出題している発音に関する問題で誤解答が多く見られ、解答方法のポイントなどを紹介しました。国語では「漢字のハネの箇所などを正しく書くように」、数学では関数問題で「文章中にすべてのヒントが含まれている。慌てずにきちんと読み解くこと」とそれぞれアドバイスしました。

　テスト後の学校説明の中で山田勝美校長は「本校では生徒一人ひとりが夢を持ち、目を輝かせて努力する姿を"きらら"と呼びます。生徒が夢を実現するために様々な舞台を用意している学校です。」と学校の雰囲気を伝え、生徒の活躍の一例として「桑姫のほっぺ（マフィンとパン）」開発について紹介しました。各新聞に取り上げられたこの成果を味わってもらおうと、中学生の皆さんにマフィンを提供し、味わって頂きました。

　終了後は希望する生徒や保護者の皆様を対象に、個別相談や校舎見学、寮見学を行いました。参加した生徒さんからは「試験会場でテストと聞いて緊張しましたが、いい体験が出来ました。入試に向けて頑張ります」といった感想が聞かれました。

　これから本格的な入学試験シーズンに入り、寒さも厳しくなります。体調に留意し当日に備えてください。なお、今年度の入試関連行事はすべて終了いたしました。質問や相談などは随時受け付けております。気になることがございましたら、電話、FAXなどで気軽にお問い合わせください。