きららニュース

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《バレーボール部》春高バレー奈良予選決勝 結果報告

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 第六十八回全日本バレーボール高等学校選手権大会(春高バレー)の奈良県代表決定戦で、バレーボール部が天理高校と対戦しました。

 先週の試合で過去二年連続で県代表になっている奈良女子高校を0-2で勝利した本校バレーボール部は、その勢いで初出場を狙います。決勝の舞台は桜井市芝運動公園総合体育館で両校の応援団の熱気で試合前から緊張感がひしひしと伝わってくるなか、試合開始。最初のポイントは幸先よく本校のサーブポイントで始まるものの、天理高校にリードを許したまま第一ゲームを17-25で終えてしまいました。

 そうした雰囲気は連続ブロックポイントや要所で決まるジャンプサーブで変わります。第二セットは本来の繋がりを取り戻し、最後は強打でポイントを稼いできた市川絢理さん(一年)のフェイントが決まり、25-22で巻き返しました。

 第3セットは17-25で取られ、後が無くなった第4セット。臆さずサーブを立て続けに打ち込み、中盤で七点連続で点を重ねるなど、怒涛の攻めを行い、25-13でセットカウントをイーブンに戻しました。

 15点先取で勝利を掴むファイナルセットは両チームともに拮抗した展開で、三点を勝ち越されても直後に五連続で得点し逆転。10-8まで奈良文化のリードとなりましたが11-11と追いつかれ、最後はそのまま逃げ切られてしまいました。

 一、二年生主体の奈良文化チームはここまで頑張れた自信とあと一歩追いつけなかった悔しさをもとに次の目標を目指します。就任二年目で選手をここまで育ててきた山川真史監督は「一球の重み、一点の重みを感じた試合になりました。現時点での力をある程度出すことはできましたが、結果に結びつけることはできませんでした。次は優勝という結果を報告できるように選手と一緒に前進していきたいと思います」と語りました。

 この決勝戦は、決勝戦常連校である天理高校に負けずとも劣らない大応援団で選手を後押しすることができました。応援してくださった皆様、ありがとうございました。これからも引き続き、ご声援よろしくお願いします。