きららニュース

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【食文化コース】幼稚園の保護者や地域の方々と味噌作り

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 さくら食堂で、食文化コースの二年生14名が幼稚園の保護者、葛城市寺口の地域の皆さんと一緒に手作りの味噌に挑戦しました。

 キャンパス内の奈良文化幼稚園が、四年前から食育指導士の渡辺寿美子先生をはじめとする「食育を考える会」の皆様のご指導で味噌を手作りしています。安心安全の上に美味と評判のこの味噌を、食育の一環として高校食文化コースの一期生も作りました。また本校は地域連携を進めており、今回は地元葛城市の寺口地区の皆さんにもご参加頂き、生徒は幼稚園の保護者や地域の方々と交流しながら学びを深めました。
 
 味噌作りはまず、ゆでた大豆と塩をペースト状にしたものにお湯、塩、こうじをよく混ぜて味噌玉を作ります。そして空気を抜くために樽にたたきつけるように入れ、そこへ防腐剤代わりの鷹の爪を置いてホワイトリカーを入れ、ビニールをかぶせて塗れさらしを敷き、塩を詰めて蓋をすれば完成です。生徒たちは最初は慣れない作業に戸惑っている様子でしたが、味噌玉を作るころになると、「子どもの頃に戻ったみたい」と、楽しそうな表情を見せていました。
 
 味噌作り初挑戦の生徒の一人は、「授業の一環ですが、地域の人と一緒に作業をしたり、幼稚園のお母さんたちのやり方を真似したりしながら学ぶことができて楽しかったです」と感想を話していました。