きららニュース

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【スポーツ特進コース】『リーダーズ研修会』を開きました

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 四月十一日・十二日に、スポーツ特進コースの一年生が、本校キャンパス内にある合宿施設「光陽舎」を中心とした施設で、一泊二日の 『リーダーズ研修会』に参加しました。この研修会はスポーツ特進コースの生徒が、クラブ活動で成果を上げるためだけでなく、学校活動全般で率先して行動できる意識を高めていくためのものです。

 最初に本校舎「みやび棟」で開会式を行い、その中で山田勝美校長は、目的と目標の違いを説明し、具体的な目標の設定の大切さを説き、また心技体のバランスのとれた人になってほしいと挨拶をしました。また福田修副校長も「先輩方が築き上げてきた伝統を心に刻み、好きなスポーツが出来ることに感謝しながら学校生活を送ってほしい」と話しました。そして体育科の教員紹介があった後、いよいよ実践的な研修が始まりました。

 まずは「リズム館」で、"集団行動"の研修が行われました。これは美しい集団演技を行うためには皆で心を一つに合わせることが必要であることを学ぶものです。先生の号令を瞬時に判断し、機敏な動きで隊列を変える練習を続けました。六月の体育大会では上級生と力と心を合わせ、一糸乱れぬ集団行動演技を見せてくれることでしょう。さらに「コミュニケーション能力の向上」をテーマにした授業が行われました。相手の言うことをしっかり聴き、お互いのことをよく知ることが大切であることを確かめ合いました。

 午後からはザバスの健康運動指導士としてアスリートのサポートをされている佐々木恒先生から「スポーツ栄養学」を学びました。食育を推進している本校ではスポーツに関わる"食"も重視しています。生徒だけでなく運動部員の保護者も参加して、アスリートとして必要な栄養素とその正しい摂取方法を詳しく教わりました。質疑応答の時間には選手(生徒)はもとより、監督(教員)からも次々と手が上がり、関心の高さをうかがわせました。

 続いて、本校バスケ部のトレーナーを務めて頂いている千崎和真先生から、「トレーニング室」でのマシンの使い方を教わりました。安全面に注意を払うためにはどういった点に気を付けるべきかを丹念に確かめながらそれぞれのマシンを使いました。

 二日目の研修のメインは"ストレッチ"です。「ダンススクエア」で筋肉と関節の柔軟性を高める方法と自分の体のメンテナンスをすることの重要性を学びました。またそのストレッチを行う際は、一人ではなく二人組になるなどして、それぞれコミュニケーションをとりながら進める方が効果的であることを理解しました。

 二日間を通じて学んだことで生徒らはスポーツにも勉学にも、また高校生活全般にも、土台を確かなものとしながらより実りのある成果を挙げてくれるものと期待しています。今年もスポーツ特進コースの生徒らにご声援のほど、お願いします。